いまさら聞けないマッチングアプリの基礎知識

近ごろ、恋活や婚活をしている男女の間で利用者が増えている「マッチングアプリ」。
すでに利用しているという人もいらっしゃるかもしれませんが、出会い系サイトとの違いもよくわらかないので使うことをためらっている人も少なくないようです。
そこで今回はそんな皆さまに向けて、マッチングアプリの種類や仕組み、安全性などについて解説していきたいと思います。

マッチングアプリとは?

そもそも「マッチングアプリ」とは本来、恋愛に限らずビジネスパートナーや友だちといった幅広い目的での出会いを与えてくれるツールのこと。何かを売りたい人・買いたい人を繋げるフリマアプリの「メルカリ」や、宿泊先を探している人・提供したい人を繋げる民泊アプリの「Airbnb」なども広い意味ではマッチングアプリのひとつです。
とはいえビジネス系などの場合は特に「マッチングサービス」とか「マッチングサイト」などと呼ばれる方が一般的といえます。


恋愛マッチングアプリの種類

そんなマッチングアプリの中でも婚活中の皆さまが気になっているのはもちろん、恋愛系でしょう。しかし、恋人探しを目的としたマッチングアプリにも種類があって、出会った先の目的によって「恋活アプリ」「婚活アプリ」「デートアプリ」の3つに分かれます。
効率良く理想のお相手と知り合うには、自身の目的に合ったアプリを選ぶのが得策です。

[恋活アプリ]

恋愛を目的とした恋人探しをするマッチングアプリで、学校や職場で出会いがない10〜20代の若者を中心に人気があります。
婚活系やデート系に比べて恋活アプリはリリースされている数が多いので、お互いに差別化をはかるため「自宅が近い人と出会える」「趣味が合う恋人が見つかる」など、特化したわかりやすい特徴があるアプリがたくさんあります。
代表的なアプリ:Pairs(ペアーズ)、With(ウィズ)、ゼクシィ恋結び、など。

[婚活アプリ]

婚を目的とした恋人探しをするマッチングアプリで、20〜30代の社会人を中心に結婚を前提とした真剣交際を望む男女に人気があります。
いきなり結婚とはあまりならない人が多いためか、婚活に特化したアプリよりも恋活を含めた「恋活・婚活アプリ」の方が数が多いです。
代表的なアプリ:youbride(ユーブライド)、Omiai(おみあい)、ゼクシィ縁結び、など。

[デートアプリ]

すぐに会ってデートする相手を探すことを目的としたマッチングアプリで、「デーティングアプリ」とも呼ばれます。10〜30代の新しい出会いを求める学生・社会人に人気です。
恋活系や婚活系に比べて男性は料金が少し高いのが難点ですが、実際にデートできる確率も高いようです。今日の食事のお相手探しなど、早めにアプリの効果を実感したい人におすすめ。
代表的なアプリ:Dine(ダイン)、ティンダー、タップル誕生、など。


出会い系との違い

同じ恋人探しでも、マッチングアプリと「出会い系アプリ(サイト)」には大きな違いがあります。
第一に、まずマッチングアプリは真剣に恋人を探すためのアプリなので利用規約にもそれが明記されていますが、出会い系は友だちや遊び相手を探す人も利用しており、利用規約にも記載されていません。恋活にはやはりマッチングアプリがおすすめです。
次に、恋人募集中の独身男女のみが登録できるマッチングアプリに対して、出会い系は未婚・既婚を問わないためトラブルになる可能性が。マッチングアプリに間違って登録した既婚者は利用規約違反で強制退会させられます。


マッチングアプリ利用の流れ

マッチングアプリの利用は、多くが以下のような流れで進んでいきます。

・インストール:まずはアプリをインストールしましょう。

・プロフィール作成:自身のプロフィール用画像と一緒に、項目や自己紹介を入力します。このときに趣味や好みの設定やコミュニティ参加までしておくのがおすすめです。

・「いいね」を送る:いよいよ、アプリで条件を絞り込んで理想の恋人探し。気になるお相手に「いいね」を送ります。

・マッチング:「いいね」したお相手からも「いいね」が返される、または「いいね」をされたお相手に自分も「いいね」を返すとマッチングが成立。ここではじめてお互いにメッセージでやりとりできるようになるので、突然知らない人からメッセージが来て不快な思いをすることはありません。

・初対面:メッセージをやりとりしてお互いに会っても良いと思ったら、実際にデートの約束をして、そこからは一般的な恋愛と同じです。


マッチングアプリのメリット・デメリット

ここからは、マッチングアプリを利用するメリットとデメリットをご紹介しましょう。

[メリット]

●誰にでも出会いのチャンスがある

異性と出会う機会に恵まれない人たちも、新たな出会いのチャンスが得られます。学校や職場が異性の少ない環境だったり人口の少ない田舎に住んでいたりしても、マッチングアプリなら気軽に大勢の異性と知り合うことが可能です。

●基本的に女性は無料

真剣な出会いを求める男女向けのマッチングアプリの多くが月額制で料金が発生しますが、女性は基本的に無料のところがほとんどなので、女性にとっては気軽に利用しやすいはず。

●好みの異性に出会える

マッチングアプリでは不特定多数の異性とも知り合えますが、希望や条件などからお相手を選ぶこともできます。見た目や年齢はもちろん、学歴や年収、趣味などが自身の理想に近い人を探すのに、会う前からプロフィールを確認できる非常に効率的なツールだといえるでしょう。

[デメリット]

●仲介人の立ち合いがない

多くのマッチングアプリでは登録時に証明手続きが求められるので安心感がありますが、結婚相談所のような第三者を介さないため、実際に会うときには女性は警戒する必要があります。

●男性は利用料金がかさむ

女性は無料で利用できるアプリがほとんどなので良いですが、男性はひと月あたり3〜5千円くらいの使用料を支払う必要があります。ひとりの女性と交際するまでに1万円くらいはかかるケースが多いようです。

●自然消滅しやすい

結婚相談所などと違い、マッチングアプリは複数人と同時進行でマッチングややりとりを進めるため、自然消滅なんてことも少なくありません。
お相手一人ずつとじっくり向き合いたい人の場合は結婚相談所のようなところか、マッチングアプリでもコンシェルジュ型の方がおすすめです。


マッチングアプリの安全性について

非利用者の多くが心配するマッチングアプリの安全性について、お伝えします。

●本人確認

マッチングアプリを運営する会社には、「出会い系サイト規制法」によって本人確認をきちんと行うことが義務付けられています。
登録者に免許証や保険証といった公的証明書の提示を求めるため、未成年やなりすましユーザーが紛れ込むような心配はありません。意図せず未成年者と出会ったり、なりすましユーザーから詐欺被害に遭ったりするトラブルは起こりにくいので安心です。

●定額制

出会い系アプリではメッセージでやりとりするたびに料金が発生するので、運営側がやとったサクラにひっかかって高額の利用料を請求される可能性があります。
一方で、マッチングアプリの利用料金は月々3〜5千円の定額制が一般的。料金も高額になる心配も要らないうえに、相手がサクラかもと疑う必要もありません。

●個人情報

大手マッチングアプリの運営会社のアプリは、個人情報保護の観点からも安心です。
「Pマーク(プライバシーマーク)」や「TRUSTe(トラストイー)」といった、個人情報の取り扱いで安全性を認められた証明を外部機関から認定されている運営会社も少なくありません。


安心できるマッチングアプリの選び方

では逆に、安心できるマッチングアプリを見分けるにはどこに気を付ければ良いのでしょうか?

●本人確認

登録時に免許証や保険証といった公的証明書の提示を求められないマッチングアプリは、なりすましユーザーなどから詐欺被害に遭う危険性が高いといえます。前述したように、本来運営会社が登録者の本人確認をきちんと行うのは義務です。
個人情報の漏洩や詐欺被害に遭わないためにも、本人確認が徹底されていないアプリには登録しないよう気をつけましょう。

●届出番号

マッチングアプリの公式サイトやダウンロードストアなどで「インターネット異性紹介事業」の届出番号が記載されているアプリを選びましょう。
恋愛系のマッチングアプリを運営するには、都道府県にインターネット異性紹介事業届出を提出する義務があります。この届出がされていない会社のアプリは情報セキュリティや管理体制が整っていない可能性が高いです。


友人・知人にバレるのを防ぎたい

友人や会社の同僚にマッチングアプリを使っていることを知られてたくないという人は多いでしょう。
これも多くの人が心配するポイントかと思います。基本的にはバレないですが、その可能性がまったくないとは言い切れません。
たとえば、知り合いがたまたまあなたのプロフィールに一致する条件で検索をしていたり、あなたがたまたま知り合いを見つけて足跡を残したりしたら、バレてしまう可能瀬が。
確実にバレるのを防ぎたいという人はアプリ内の「非公開」や「ブロック」といった機能を活用すると良いでしょう。


いかがでしたか?
どのアプリも年齢確認や料金の支払いはメッセージをやりとりするまでにするシステムなので、マッチングまでは無料で使えます。少しでも興味があれば実際に使ってみるのも良いかもしれませんね。

 

作成:2020.7/24(更新:2020.11/9)

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