京都の子育て、住環境をチェック!

結婚相談所で婚活を終えたならば、新生活のスタートを切ることになります。その際には生活環境の準備をする必要があり、住む場所を決めるのは夫婦の重要な問題です。 結婚を機にこれから京都で移住婚することを検討する方がいらっしゃるかもしれません。そこで今回は京都の住環境や子育て事情についてまとめました。  

京都の住環境や子育ての基本

京都の住環境について基本的な点をまとめました。

①京都は盆地で土地が狭い

京都は盆地の中に形成されている街です。周囲は山に囲まれている地形であり、盆地特有の気候条件に慣れる必要があります。基本的に夏と冬、昼と夜とで寒暖の差が激しい土地です。夏は暑くなりやすく、冬は寒くなりやすいと考えましょう。 8月の平均気温は28℃程度であり、最高気温は33℃程度にまで達します。1月の平均気温は5℃程度であり、最低気温は1℃ぐらいまで下がります。また、湿度が高いのが特徴であり、夏は蒸し暑さを感じやすいです。冬については近年ヒートアイランド現象や地球温暖化などによってかつてほど寒くはなくなっています。 また、京都は土地が狭いのが特徴であり、近年、地価の高騰の勢いが上昇していて話題です。観光産業が好調であり、日本も積極的に観光振興に取り組んでいるため、宿泊施設の需要が高まり、ホテルや旅館などの建設が進んでいて地価が上昇しているのです。 歴史のある都市であり、昔からある神社仏閣、町家などが今も残っていて、使える土地が狭いのも地価が高くなりやすい理由です。ただし、京都といっても色々なエリアがあり、中には地価の安い土地もあります。

②観光客が多い

昔から観光地として栄えてきた京都には、年間を通して多くの観光客が集まります。そのため、京都に住んでいて観光客の集団に出くわす場面は、他の地域よりも多いでしょう。特に有名な観光地の近くに住んでいる場合は、観光客が生活圏内にたくさんいることで生活に支障を感じることがあるかもしれません。 そのため、住む場所を探す際には、観光スポットが近くにあるかどうか事前に調べておくと良いでしょう。

③エリアごとに大きく違う

京都は平安京の時代から碁盤目状に街が形成されて、それ以来の歴史が残っている土地です。それぞれのエリアが明確にわかれていて、環境が大きく異なっています。 観光客が多く集まっているエリアもあれば、歓楽街が形成されて賑わっているエリアもあり、住宅地として静かで落ち着いた雰囲気が形成されたエリアもあるのです。そのため、エリアごとの違いに注目することが大切です。

④京都市の一極集中が進んでいる

京都府の人口のうち京都市の人口は約57%を占めています。京都市は京都府の南部に位置し、約147万人の人口が集まる政令指定都市です。そのため、京都市への一極集中が進んでいます。 京都市に隣接する宇治市は京都府内で第二の都市として発展していて人口は約18万人です。宇治市は平等院や宇治茶などで有名であり、観光客が多く集まります。基本的には農地や住宅地、商工業地が広がっているエリアです。京都市に通勤する人が約3割いるため、ベッドタウン化が進んでいます。 宇治市の次に人口が多いのは亀岡市であり、自然豊かな環境が広がっています。京都駅まで20分でアクセスすることができ、京都市のベッドタウンとして発展しています。

⑤京都市は子育て支援が充実している

京都市は待機児童ゼロをずっと継続している街です。保育所が利用しやすいのが特徴であり、2019年のデータでは保育所の利用割合が50.6%に達しています。そのため、安心して共働きができる街です。保育園には国基準よりも多くの保育士が配置され、市が積極的に給与改善に取り組んでいるため、質の高い保育サービスを期待できます。 京都市では保育料軽減に力を入れていて、特に多子世帯の軽減に注力しているのが特徴です。2人目の子供については、基準額の半額以下で預けられます。 京都市には多くの児童館が設置されているため、共働きで子供の面倒を見られない親は安心して働けます。小中一貫教育を推進しているのも特徴であり、小学校のあるすべての中学校区において小中一貫教育を実現しています。 市内には子供向けの施設として京都鉄道博物館や京都水族館、京都市動物園、梅小路公園が市によって運営されていて、子供が楽しめる場所が豊富にあるのも魅力です。  

京都の各地域の住環境まとめ

京都の各地域について住環境や子育て事情をまとめました。

・京都市中京区

京都市の中心的なエリアといえるのが中京区です。中京区は御所に近い場所であり、昔ながらのスポットがたくさん集まり、観光客の多いエリアです。そのため、ホテルの新設が進んでいて、民泊施設を整備する企業も多いです。観光客の賑わう繁華街がある一方で、一本道に入ると昔ながらの商店や町家が残っています。 景観条例があるため、美しい街並みが残されているのが特徴です。そのため、高級マンションのような建物は限られていて、賃貸を借りる場合は家賃が高い傾向にあります。2LDKは16万円、3LDKは19万円程度が相場です。家賃負担がどうしても高くなるエリアです。 京都の中心部であり、観光地のため公共交通機関は充実しており、移動に困ることはありません。どこに行くにも便利であり、買い物から遊びまで気軽に出かけられます。お店がたくさんあり、多くのお客さんで賑わうお店だけではなく、静かで落ち着いたカフェもあります。 近代的な建物と歴史のある下町が共存していて、歴史のあるスポットが多く、近所を散歩するだけでも新しい発見があり、いつまでも飽きずに住み続けられるエリアです。スーパーがたくさんあり、日常の買い物に困ることはないでしょう。

・京都市左京区

左京区は庶民の街として多くの人たちが暮らしています。昔ながらの商店街が今でも残っていて、住民がよく買い物に訪れているため活気があります。物価は安いため、あまりお金をかけずに暮らすことができる土地です。 左京区には京都大学があり、学生の街といえます。他にも京都工芸繊維大学や京都府立大学、京都精華大学などのキャンパスもあり、多くの学生を見かけるでしょう。学生向けの安くて便利なお店が揃っているため、ファミリー世帯にとっても暮らしやすい環境です。飲食店や買い物施設が徒歩圏内に揃っていて便利です。 交通の利便性はそれほどよくないのが欠点といえます。また、観光地があるため観光客が多く集まりやすいです。常ににぎやかな環境となっているため、静かで落ち着いた環境を求める人には向いていません。 家賃相場は安めであり、2LDKで10万円、3LDKでも11万円程度です。探せばファミリー向けの環境や設備が整っていて、10万円を切る物件も多くあります。 左京区には小学校から高校までまとまってあるため、子育てはしやすいです。子供のための施設が豊富にあり、自然が豊かな土地のため、子供の教育によい環境が整っています。

・京都市右京区

京都市右京区はそれほど交通の便がよいわけではありません。ただし、そのおかげで昔ながらの町家が多く残っていて風情や情緒を感じられます。また、地価がそれほど高くなく家賃相場は低いです。2LDKで9万円、3LDKで12万円程度の家賃相場であり、住居費を抑えられます。 右京区には大型のショッピングモールが複数あり、中型のスーパーも存在するため、買い物に困ることはありません。駅前であれば飲食店や銀行といった施設が充実しています。自転車や車などを使うことで、区内の各施設やお店まで気軽にアクセスでき用事を済ませられるでしょう。 自然が多く残されていて、畑や田んぼもたくさんあり、公園も整備されています。たとえば、川へ行けば鴨が泳いでいる姿を見せることができ、子供は喜ぶでしょう。四季折々の自然の変化を感じられて、子供の感受性を育めます。 産婦人科や保育園があり、小学校から高校まで揃っているため、子育てしやすいです。図書館や学習塾といった施設も充実していて、子供の教育によい環境です。右京区には京都公立御三家とされる嵯峨野高校があり、残り二つの堀川高校や西京高校も自転車で通学できる範囲にあります。

・宇治市

宇治市は家賃相場が安いのが特徴であり、2LDKから3LDKでも8万円程度で借りることができます。宇治市の中でも特に小倉駅の周辺は発展していて、さまざまなお店が揃っています。小倉駅から京都駅までは20分でアクセス可能です。そのため、京都市内に通勤や通学を簡単に行えます。 基本的に車社会といえる場所であり、車を活用すれば大型スーパーやコンビニ、ドラッグストア、ホームセンターなどへ気軽にアクセスできる土地です。 自然が豊富に残されている場所であり、美しい景観をあちこちで見ることができます。ただし、観光地化されている場所が多く、場所によっては観光客が多く集まります。古都であり、昔からの伝統や文化が色濃く残っているため、子供の教育によいです。 保育園や幼稚園はたくさんあり、安心して子供を預けられる状況です。宇治市には宇治文教大学があり、積極的に地域の小中学校と関わっているため、公教育のレベルは高いといえます。 宇治市は積極的に子育て支援を実施していて、児童手当や子ども医療費助成、幼児教育・保育の無償化といった制度を実現しています。また、宇治市風しん予防接種助成を実施していて、自己負担で接種した場合に費用の一部助成を受けられます。  

京都は歴史があり、教育レベルが高く、子育て支援も充実している

基本的に京都は子育て支援が充実していて、住宅地のあるエリアであれば買い物スポットが充実し、暮らしやすい街が多いです。 それぞれの街ごとに特色があるため、あらかじめ街の特徴を調べて、自分たちに合ったエリアを選ぶと良いでしょう。  

作成:2019.5/10(更新:2020.1/7)

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