お見合いで失敗しないための会話のポイント

お見合いで最も大切なのは「第一印象」と「会話」です。第一印象はほんの数秒のことですから、マニュアル通りにお相手をきちんと見て笑顔であいさつをすれば、なんとか切り抜けられるかもしれません。しかし会話はその後に始まり、長く続きます。
お見合いでの会話は、その後の進展を左右するくらい重要なのです。

◆会話はPC上のプロフィールでは分からないことを把握する重要な時間

一般的に結婚相談所のサロンでのお見合いは、最初にカウンセラーがそれぞれを紹介します。そしてお互いにあいさつを交わした後、カウンセラーが要点など簡単に説明し、席を外します。そして30分前後お相手と二人きりで会話をすることになります。
そこで、お相手の雰囲気や人柄、価値観、フィーリングなど、さまざまなことを会話を通じて捉えます。

会話は、PC上のプロフィールでは分からないことを把握するうえでとても重要です。いくらプロフィールが気に入っても、人柄が気に入らなければお付き合いに発展することはありません。
お相手と実際に合って会話をすると、プロフィールよりも大切なことがわかると思ってください。

 

◆最終的に会話を通じて五感で判断している

人は会話をしながら五感を働かせてお相手を判断しています。そして、最終的にプロフィール以外の面が気に入るかどうかで交際や結婚を判断します。プロフィールが気に入っただけで結婚まで発展するケースはほとんどありません。
いくらプロフィールが気に入っても、実際に会って会話をしてみてNGと判断することは多々あります。
ですから、プロフィールが気に入ってお見合いが成立した段階で一安心ではなく、ここからが本当の本番です。

実際にお見合いをして交際に発展し成婚に至った人に「何が決め手になったのか」と聞くと、とてもあいまいな表現で答えが返ってきます。
「会話のテンポが合った」「二人だけの空間が心地よかった」「話していて自分が素になれた」「時間を忘れるほど会話に集中してしまった」・・・
このように、プロフィールには書いていないことでお相手を判断していることがわかります。
お見合いでは会話を通じて五感を働かせながら、生涯の伴侶として自分とやっていけるかどうかを判断するのです。
決して「身長が高かったから」とか「20代だったから」ではないのです。

 

◆お見合の会話の第一段階・・・「仕事」「趣味」「休日の過ごし方」

ここでは実際にお見合いの時に会話のポイントについてアドバイスします。初対面で会った時に必ず話すであろう3つの事柄について、注意事項も挙げながら説明します。

①仕事

生活する上で最も優先すべき事柄は男女問わず仕事でしょう。今は、女性が結婚したら仕事を辞めるのが当然の時代ではありません。
そのため、土日祝休みか、時間や曜日にシフトがあるか、残業はどれくらいか、在宅勤務できる割合があるかなど、ある程度聞いておいた方がいいでしょう。
結婚によって転職や引っ越しが必要なことが分かるかもしれません。
ここで注意なのは、具体的な会社名や役職、年収などは聞かないことです。

②趣味

趣味は会話を楽しむうえで重要な話題です。お相手の趣味について、近かったら親近感がわきますし、全く知らないことであれば興味がわくでしょう。
自分の知らない世界の話が出たら、興味をもって「楽しそうですね」と伝えてみましょう。
しかし、無理をして相手の趣味に自分を合わせなくてもOK。現代では夫婦で同じ趣味を楽しまなければならない、ということはありません。

③休日の過ごし方

休日の過ごし方も生活をするうえで大切な事柄です。
仕事がお休みの日はそれぞれ自分が好きなことをしてリラックスして過ごすことが多い現代人。ゆっくり寝て過ごすもよし、アクティブに体を動かすもよし。お相手はどんな過ごし方が最もリラックスできるのか把握しておきましょう。
そしてここで大切なのは、お相手の過ごし方を否定しないことです。
たとえ夫婦であっても個々に自分に時間を持つことはお互いにリフレッシュするために必要です。
夫婦だからと言って常に行動を共にしなければならないということはありません。

④最後に、「何か伝えておきたいことはありますか?」と聞いてみよう

会話も終わりに近づいたら、何か伝えておかなければならないことがあるか聞いておきましょう。
実は転勤ができない仕事である、逆に転勤がある仕事である、将来は両親のことを見なければならない、地元に引っ越す予定を立てている・・・
このように、お互い「好き」だけでは成り立たないのが結婚の現実でもあります。

 

◆会話をする時に気を付けなければならないポイント

①相手の話には相槌を打とう

相手の話しを聞くときは、きちんと相手のことを見て、相槌を打ちましょう。お相手に「あなたの話をちゃんと聞いていますよ」という姿勢を態度で示すことが大切です。
また、「はい」「うん」だけではく「そうでしたか」「それはいいですね」など短い言葉を織り交ぜて感情を表すといいでしょう。

②会話のキャッチボールを心がけよう

会話はキャッチボールが大切と言われますが、これはどういうことでしょうか。以下に具体例を挙げます。
例えばお相手の趣味が映画鑑賞だったとします。あなたはお相手に「どんなジャンルの映画が好きですか?」とたずねます。そしてお相手が「ドキュメンタリー系が好き」と答えたとします。ここであなたが「そうですか。」で終わってしまったら会話のキャッチボールは成り立ちません。

ここで「最近見た映画は何ですか?」「好きな監督・俳優はいますか?」など次の話題につながるような質問をすると会話が広がります。
さらにお相手が「最近〇〇〇を鑑賞しました」と答えたら、「どんな内容ですか?」「舞台はどこですか?」など、興味を広げるような受け答えをすると、会話がどんどん広がります。

③お相手の話の主導権を奪わないこと

お相手が話している途中なのに、その内容に出てきた単語を拾って自分の話題にすり変えてしまうのはマナー違反です。
例えば、お相手が「朝食ではお気に入りのキリマンジャロコーヒーを飲んで・・・」と話しているとします。その中の「コーヒー」という言葉だけを拾って「私もコーヒーは大好きなんです。グアマテラコーヒーが気にっていて。お気に入りのショップがあるんです。そこで豆を買って挽いて淹れて飲むのが至福の時なんですよ・・・」
このように、いきなり話題を盗まれたうえに会話の主導権まで勝手に奪われたら、お相手は不愉快でしょう。お相手はまだ話の途中です。これではお相手はあなたと話していても楽しくないでしょう。
お相手の話は必ず最後まで聞くこと。これはかなり意識して臨まないといけません。

④話すよりも聞くに徹する気持ちで

お見合いの会話で最も注意する点は、自分を知ってほしいがあまり自分のことばかり話し、相手の話を聞くという基本的な姿勢を忘れてしまうことです。
人は緊張すると口数が多くなるといわれます。お見合いでは平静を保っているつもりでもかなり緊張します。そのため、いつもよりも口数が多くなりがち。
さらに、会話が途切れたらどうしよう、沈黙が続いたら印象が悪いかな、なども気にするため、無駄に口数が多くなるのです。
しかし、お相手に話す隙を与えないくらいに自分ばかり話すことこそ最も印象の悪い行為です。
会話は話すよりも聞くに徹するくらいの気持ちでいましょう。

 

◆会話に困ったら・・・おすすめのネタ

①出身地あれこれ

結婚相談所のプロフィールには出身地が記載されています。お相手の出身地に関することを覚えておくと、困ったときに役立ちます。
会話のネタとして重宝するのが、その地域の「有名観光地」「名産・特産品」「出身有名人」です。

自分が行ったことのある有名観光地について、どんな感想を持ったか、また最近おすすめの新鋭の観光地はどこかなど聞いてみましょう。
その土地のお土産でマニアックな物を聞いてみるのも可。また野菜の生産量や魚介の漁獲量が多いものについて、よく食卓にあがっていたか、地元の人しか知らない食べ方があるかなどを聞いてみると楽しい会話になるでしょう。
その地域出身の有名人の話題も楽しめます。「プロ野球選手の○○さんは実は中学校の同級生」などと話が盛り上がるかもしれません。

②食べ物や食生活

普段どんな食事をしているのか、例えばご飯派かパン派か、うどん派かそば派かなどたずねてみるといいでしょう。
現代では男女共にフルタイムで忙しく働いている人が多いですから、自炊もままならないかもしれません。
冷凍庫に常備してある総菜やお気に入りのお取り寄せグルメ、得意の時短料理なども話題にしてみましょう、その人の食生活の基本的なコンセプトが分かるかもしれません。

③好きな芸能人のタイプ

これはお相手の好みの異性を把握する上で大きなヒントになります。好きな芸能人のタイプはその人の憧れの対象。もちろんテレビの中ではきれいな部分しか見えないようにプロデュースされていますから、その部分だけ見てこちらが都合よく勝手に解釈してこともあるでしょう。
でも、「こういうタイプの人が好きなのか」と分かれば、洋服や髪型、メイク、笑顔や話し方などが参考になるかもしれません。

 

◆お見合いの会話としてNGなネタとは?

お見合いで会話をする時に、向いているネタや盛り上がるネタもあれば、逆に慎んだ方がいいネタもあります。以下に例を挙げます。

①悪口や愚痴などネガティブな発言

会話の中でいきなり上司や同僚の悪口や愚痴が出てきたら、お相手はどう感じるでしょうか。そんな人とお付き合いしても楽しい会話ができないのではと思うでしょう。
その他にも、出た話題に対してたびたびネガティブな発言が出るようなら、嫌な気分になるでしょう。
悪口や愚痴、ネガティブ発言はあなたの性格も表すと心得ましょう。

②政治・宗教・民族・人種など

政治や宗教などの問題に目を向けることは社会人として大切なことかもしれません。しかし、それぞれ支持政党が違ったり、異なる宗教観を持っていたりすることはよくあることです。

現代では海外の民族や人種にルーツを持つ人が増えています。自分は悪気がなくても相手を傷つけてしまうこともあるし、差別的な発言に聞こえてしまうこともあると心に留めておきましょう。

③お相手の属性にこだわりすぎる

お相手の属性が気になる気持ちは良く分かります。しかし婚活はお互い人柄が気に入るかどうか会って確かめる活動ですから、属性ありきでお相手をジャッジするのは考えものです。
例えば男性に対し、年収や出身地、長男かどうかにこだわったり。女性に対し、年齢や容姿にこだわったり。
条件やスペックと結婚するのではなく、感情を持った一人の人間と結婚することを忘れずにいましょう。

④過去の婚活歴

お相手が過去にどれくらい婚活をしてきたかはとても気になります。なぜなら、婚活歴が長い=お相手から選ばれない、という不名誉な意味に取れるからです。
婚活歴が長い人はそれを気にしている傾向が強く、お相手にも悟られたくないと思っています。
中には何度か失敗を繰り返しながら学習してきている人もいますので、まずはお相手の過去のことは聞かずに、真摯に向き合うことが大切です。

 

◆最後に〜自分が楽しめればお相手も楽しい〜

お見合いでお相手と上手く会話をするためには、上記のようにちょとしたコツを心得ておくことが大切です。
しかし、あまりマニュアルにこだわるとぎこちなくなってしまうので、楽しく会話をすることを念頭に置いてお見合いに臨んでください。

作成:2018.1/26(更新:2021.1/14)

あなたにおすすめの記事