あなたの思う「普通の人」は本当に「普通の人」?結婚相談所における普通の人とは

婚活をする中で、「私は理想は高くない、普通の人でいいと思っている」とおっしゃる方は多いのではないでしょうか。
しかし「普通の人」とは何をもって「普通」とされているのでしょうか。もしかすると、あなたの思う「普通」は「普通」ではないかもしれません。
今回は、結婚相談所における「普通の人」についてお伝えいたします。

結婚相談所における人気の男性条件

婚活をしていて、「普通の人と出会いたい!」とおっしゃるのは圧倒的に女性が多い状況です。
男性の場合は「普通」という言葉は、お相手が一般的な礼儀、常識をわきまえている程度のものに対して使い、それ以外のことは個別のご自身の好みとして認識されています。

さて、「普通の人と出会いたい!」とおっしゃる女性が思う「普通」ですが、結婚相談所における人気の男性条件から以下のようなプロフィールの男性となっています。

 

  • 年齢が自分と同じかプラスマイナス5歳まで
  • 年収400万以上
  • 身長170cm以上
  • 大卒以上
  • 正社員
  • 一人暮らし
  • 普通体型
  • 平均的な容姿
  • 剥げてない

この条件を見て「別に条件として普通だよね」と思われた女性は多いかもしれませんね。
それでは、女性が思う「普通」の条件を統計から確認してみましょう。

まず年収ですが30代の平均年収は以下の通りです。

※データ参照元:平均年収ランキング最新版(年齢別)転職サイトdoda

平均年収は400万円をこえているので、400万円希望は「普通」だと言えるのかもしれません。
しかし、未婚ということが条件になると話は別です。

2018年内閣府が20~40歳代の女性を対象に実施した「少子化社会対策に関する意識調査」によると、
女性が希望する男性の理想の年収は、全体の72%が400万円以上を希望しているのに対し、20~34歳の未婚男性で年収400万円を越えている方は19%程度となっており、半数以上の女性は希望の年収の男性と出会えていないことが分かっています。

つまり、未婚の男性で年収400万円以上は、「普通」でない上に、大激戦が予想される条件です。

次に身長170センチ以上ですが、総務省発表による男性の平均身長ですが、
20代前半で172cm、20代後半以降で171cmですので、170cm希望は「普通」とおっしゃるかもしれません。
しかし「普通」を見るのであれば、「標準偏差」を見る必要があります。
「標準偏差」は、「正規分布のどこに位置するかを計算する」のに使われる数値のことで、
男性の身長分布では、標準偏差は6cmとなっています。

こちらの正規分布によると、身長170cmのプラスマイナス6cmの中に、日本人男性の7割が含まれており、
身長164cm~176cmが「普通」と言えそうです。

続いて学歴ですが、20代、30代ともに大卒の割合は、大学院卒を含むと約30%となっています。
これは明らかに「普通」の条件には当てはまらなさそうです。

まだ条件3つしか例に挙げておりませんが、そのどれもが「普通」ではない、ということがお分かりいただけましたでしょうか。

普通×普通を積み重ねるとレア条件に

上記の条件に追加して、

 

  • 借金していない
  • ノンスモーカー
  • 清潔感がある
  • コミュ障ではない
  • 金銭感覚がしっかりしている
  • 割り勘ではなくおごってくれる
  • 家事分担に協力的
  • 実親とは別居
  • 自分の意見を尊重してくれる

といったような、条件を上げる方が多いのですが、
基礎的な条件がレアな上に、さらに条件を重ねてしまうと、一つ一つならなんとか「普通」と言えそうなことでも、
掛け合わせるととんでもないレア条件ということになってしまいます。

婚活をしている女性の多くは上記の条件を理想が高いどころか、条件としての最低ラインとしてお考えになっている方が多いのです。
しかし、上記のような条件を全て兼ね備えているようなパーフェクト人間は存在しません。人間であれば、何か良い点があれば欠点があるのも当然です。
男性なら、こうあるべき、こうするべき!という考えにとらわれていると、幻の男性を追いかけることになってしまいます。

条件だけにこだわると出会えない

そもそも、年収が高くて、ある程度のルックスがあり、コミュニケーション能力もばっちり!という男性であれば、お相手に困らないでしょうし、結婚相談所に登録されていたとしても、高倍率のお相手ということが簡単に想像がつくでしょう。
このように自分の条件を積み上げて活動していると、理想のお相手にはなかなか出会えないし、偶然出会ったとしても、お見合い成立までもっていくこと自体が難しいでしょう。

理想の人に出会えない、お見合いがなかなか成立しないとお悩みの方は、お相手の条件に高年収をあげている方であれば、その年収が必要な根拠は何でしょうか。
身長や学歴が必要だと考える理由は何でしょうか?それはあなたが理想とする結婚生活にどうしても必要となるものでしょうか?
このように、条件の一つ一つを見直し、どうしてそれが必要だと思ったのか?ということを見直してみましょう。
そうすると、それほどこだわることでもなかった…ということがあるかもしれません。

結婚相談所での活動で、お相手の条件を設定することは悪いことではありませんが、定義が難しい「普通の人」を設定していまうと、条件にピッタリ当てはまる人に出会うことができず、婚活が長期化する恐れがあります。
婚活にもし行き詰まりを感じておられる場合は、まずは、専任アドバイザーと相談しながら、ご自身の結婚観やどんな家庭を作りたいのか、そしてその希望を叶えるためにどんな人と出会いたいのか、ということを再設定し直してみましょう。

結婚相談所における普通の男性とは

それでは、結婚相談所における普通の男性とはどのような方でしょうか。
登録されている方のボリュームゾーンで考えると、以下のようになります。

 

  • 年収 20代~30代前半 350万以上、30代後半以上 400万円以上
  • 身長165cm以上
  • 高卒、専門卒以上
  • 正社員
  • 一人暮らし
  • 普通体型
  • 平均的な容姿
  • 剥げてない

年収は、お相手に希望する年齢によって、上記のように考えておくと、出会いの機会がぐっと増えます。
今は、共働き家庭が7割を超えており、それが「普通」となっている時代です。夫婦の世帯年収で生活ができればよい、と言う風に考えればよいでしょう。

以外に最初に挙げた条件の後半は叶えられそうですが、男性も年をとれば容姿に変化が現れるのは当然です。
ずっと出会った時の状態が維持されるものではありませんので、いつかは太ってしまったり、お腹が出てきたり、髪の毛が薄くなってしまう可能性はあります。

また、一人暮らしですが、未婚男性の1人暮らし率は53%となっており、やや一人暮らしをしている方が多い、と言う状況です。
都道府県別にみると、首都圏では一人暮らし率が高めですが、地方になると自営業の方も多く親との同居率が高くなっています。
そのため、ご自身が住んでいる都道府県や、どこで将来住みたいと思っているかによって、条件は変える必要があるかもしれませんね。

最後に年齢についてですが、女性側の条件を「年齢が自分と同じかプラスマイナス5歳まで」としていると、なかなかお見合いが成立しないでしょう。
20代~30代前半までの女性ならば、まだ可能ですが、35歳以上の女性は、10歳以上上はOKとしておく方が良いでしょう。
何故ならば、男性はご自身と同年代以上を希望される人は少なく、自分よりも5~10歳下の女性を希望される方が多いためです。

相手に求める前にご自身のステータスを見直す

あなた自身が男性に対して様々な理想を抱くように、お相手も同様に理想をもっていらっしゃいます。
結婚相談所に入会してる男性の多くは、30~40代の方が最も多くなっていますが、上述したように、男性はご自身よりも5~10歳下の女性を望む傾向があります。
そのため、30歳の男性に、30歳の女性と25歳の女性が同時にお見合いを申し込んだとき、双方の容姿にそれほど差がなければ25歳の女性が選ばれるでしょう。
女性が生活の安定を求めて男性にステータスを求めるように、男性も女性にルックスや若さを求めるのは当然のことなのです。

また、お相手に〇〇してもらいたいと期待する依存思考を辞め、一緒に家庭を作っていくということを認識することが大切です。
お相手に経済的に支えてもらえるのだとしたら、あなたがお相手に対して支えてあげられること、できることは何でしょうか。
あなたが選ぶように、お相手も選ぶ権利があり、お相手に選ばれたいのであれば、ご自身のステータスが、お相手が望む条件に適っているかどうか、ということを見直すようにしてみましょう。

 

いかがでしたでしょうか。
婚活は、お互いに良いところがあって、欠点もある人間同士の活動です。
お互いに、「選ぶ側」であり「選ばれる側」でもあることを認識しつつ、それぞれの個性を認め、尊重する気持ちが大切です。
結婚相談所では、お相手の詳細なプロフィールが事前に分かります。それは本来は良い点なのですが、お相手に対して条件だけで簡単にご縁を切り捨ててしまっている所もあるのではないかと思います。
確認できる条件が多いために、知らない内にお相手に対する条件設定や希望が高くなり、少しでも希望と違うと「お断り」をしている、ということはないでしょうか。

画面上で確認できる項目が多いとしても、それでもその方の情報の一部です。たった1ページの画面でその人の全てが分かるはずもありません。
ですから、これだけは譲れない!という条件がマッチするのであれば、積極的に出会うことから始めてみてはいかがでしょうか。

作成:2018/7/27(更新:2020.12/5)

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