育ちの違いが婚活の足かせに?!釣り合いについて考えてみよう

現代の日本では自由恋愛が当たり前。結婚に関しても昔と比べてかなり柔軟なものになってきました。
しかしそんな中でも、家柄や学歴といった育ちの違いで結婚が阻まれたり、結婚してもうまくいかなかったりすることは珍しくありません。
そこでこのページでは、結婚後に多くの人が悩む育ちの違いを感じるポイントや、育ちや価値観の違いを見抜く方法などについてご案内しましょう。

■婚活においての釣り合い

そもそも、結婚相手との釣り合いとはどういうことでしょうか?
まずは婚活で相手を選ぶときだけでなく、相手からも意識されることの多い点を確認しましょう。

●家庭環境

家庭環境、いわゆる「お育ち」と呼ばれるものは価値観や生活スタイルなどの基本になるため、婚活においても重要なチェックポイントのひとつです。婚活をしていて、なんとなく自分と家庭環境が似た異性を無意識に探している人も多いはず。
金銭感覚や食生活などが大きく違うと、結婚してから衝突しやすくなります。また、本人同士は気にしていなくても家柄の違いがもとで互いの両親の仲が悪くなることも少なくありません。

●年齢

相手の年齢も男女ともに気にするポイントではありますが、特に男性は重要視する人が多いようです。40代や50代でも20代女性にこだわっていたり、そこまででなくても婚活で自分より若い相手を求める男性は昔から一定数存在しています。理由としては好みの問題だけでなく、出産を考えてのこともあるでしょう。
また年齢が近い方が自分と価値観が近いため、ジェネレーションギャップが生じない程度の釣り合いのとれた相手を望む人が多いといえます。一般的に±5歳くらいが好まれるようです。

●収入

男性が相手の年齢を気にする傾向がある一方で、婚活をしている女性の多くが相手の収入を気にしています。
たとえ女性が気にしていない場合も、明らかに高い女性は男性が釣り合いを気にして敬遠されがち。逆に収入が低い女性は高収入の男性からは金銭目当てと疑われかねません。
一般的に女性が結婚相手に求める年収は600万円というのが基準になっていますが、現実問題これは20~30代のサラリーマンに求めるのは難しい数字だといえます。

 

■育ちの違いは結婚生活に影響する

結婚は互いに違う道を歩んできた二人が一緒に暮らすこと。そもそも生活習慣や物事の考え方が違うのは当たり前なのですが、それだけに結婚生活における影響が少なくありません。育ちの違いがあればあるほど、お互いにストレスを感じることに。
交際中には気づかなかった些細なことも、一緒に暮らすようになってから気になったり、二人の関係はうまくいっていても実家や親せき付き合いをきっかけにトラブルが生じることも多くあります。その結果、離婚する夫婦も珍しくありません。
もちろん、お互いの育ちの違いを理解して上手に折り合いをつけながら結婚生活を続けている家庭もたくさんありますが、育ちの違いは少しでも少ない方が良いでしょう。まったく同じというのはあり得ないにしても、生活習慣や価値観が似ている相手と結婚した方が、穏やかな結婚生活が送れる可能性が高くなります。

 

■育ちの違いを感じるポイント

ある程度覚悟していても、実際の結婚生活ではふとしたときにお互いの生活習慣や価値観の違いを感じてしまうもの。
ここからは、多くの夫婦にとってストレスやトラブルの原因となる育ちの違いを感じるポイントをご紹介します。

●金銭感覚

金銭感覚は、結婚してから育ちの違いが発覚するもっとも大きなポイントのひとつ。付き合っているときには気づかなかったけれど、一緒に生活するようになってはじめて、お金の使い方に育ちの違いを感じる男女が大勢います。お金があるなら贅沢に使いたいという人もいれば、なにより倹約を大切に考える人もいるのです。
金銭感覚の違いはショッピングや旅行のときはもちろん、日常生活においてもトラブルに発展しがち。
しかし幼少期からの影響が大きいため、金銭感覚はそう簡単に変えられるものではありません。婚活では、できるだけ金銭感覚の近い人を探すのが良さそうです。

●食習慣

「盛り付けは大皿か一人分ずつか」「食事中にテレビを見るか見ないか」など、食事のルールも家庭によってさまざまです。
一見些細な違いのように思えますが、お互いそれを当たり前として育っているため毎日のこととなると大きなストレスになりかねません。
たとえば、前日の残りのおかずや冷凍食品が出されることのなかった家庭に育った人は、残り物やレトルト食品を食べることに抵抗があるようです。
また、どんなに仲の良いカップルでも食べ物の好き嫌いや味の濃さまで一致しているのはまれ。特にどちらかが「野菜全般に食べない」など偏食だと、食事作りに苦労するでしょう。

●子どものしつけ

夫婦二人だけのときはうまくいっていても、子どもが生まれたことで育ちの違いを感じるカップルも多いでしょう。
子育ては、自分自身が両親にどのように育てられてきたのかが大きく影響します。子どもに対して「厳しすぎ」「甘やかしすぎ」など教育方針が合わない夫婦も多いですが、相手に子育ての考えを否定されると自分の育った環境を否定されたように感じて、大きな問題に発展することも。
育ちの違いによる教育方針の違いで、夫婦の間に深い溝ができることは珍しくないのです。

●マナー

相手のマナーが悪いことは結婚前に気づくケースも多くありますが、当時はそれほど気にならなかったものが、毎日の結婚生活となるとストレスに感じたり我慢できなくなったりするものです。
たとえば「箸の使い方が間違っている」「くちゃくちゃ音を立てて食べる」など、食事のマナーに関しては本人も無自覚な場合が多く、注意されても直すのは簡単ではありません。
ほかにも言葉遣いや一般常識など、食事以外の場面でも結婚後に育ちの違いをまじまじと感じる人は少なくないようです。

 

■今のうちに育ちの違いをチェック

気になる異性や結婚を考える相手がいる人は、ここまで読んできてお相手と自分の釣り合いが気になったかもしれません。
結婚してから気づくこども少なくありませんが、ある程度育ちの違いを探ることは現時点で可能です。
チェックポイントをご紹介します。

●デート中のマナー

デートはマナーだけでなく、お互いの価値観や育ちの違いをチェックする絶好の機会。
レストランでの食事の食べ方や好き嫌い、店員さんへの言動など、細かいところまで意識して観察しましょう。たとえば「いただきます」や「ありがとう」などが自然に言えるかどうかは、育ちが最も大きく出てしまうポイントです。
また、デートでは金銭感覚の違いもチェックすることができます。ふだんからどんなショップやレストランに行っているのか、どんなことにお金をかけていそうかなど、よく見ておきましょう。

●実家の様子

実家の様子を聞くことで相手の育った環境がうかがえます。
男女ともに結婚生活では自分の実家と同じスタイルを無意識に当たり前だと思いがち。母親が家事をひとりで行う家庭で育った男性が「家事は女性がするのが当たり前」と思っていたり、逆に母親が専業主婦だった家庭で育った女性が「外に働きに出るのは男性がすること」という考え方を持っている可能性は高いといえます。
また、掃除の頻度についても実家の影響が大きいポイントです。それとなく聞き出すことをおすすめします。
相手の友人を交えて遊んだり、一緒に実家を訪ねるのも相手の育った環境を理解するのに有効です。

●家事経験

一緒に生活をする相手が、最低限の家事ができるかどうかは結婚相手として重要なポイントでしょう。
家事に関しても両親の影響が大きく、これまで母親にすべてやってもらっていて家事をしてこなかったという人は、結婚後も自ら進んで家事をしない可能性があります。一方で男女とも一人暮らしをしたことがある人なら、簡単な家事はこなせる可能性が高いです。

●子どもの頃の話

子どもの頃の話を聞くことも、家庭環境を理解するのに非常に役立ちます。
「どんな習い事をしていたか」「塾へは通っていたか」などを探ることで、相手の両親の教育方針が見えてくるはず。また、両親の教育方針にどのような印象を持っているかも重要。好意的に感じている人の多くが、将来自分も似たような教育方針で子育てしようと考えます。逆に「厳しいのが嫌だった」など好意的でない場合は、自分の両親とは真逆の教育方針になる人が少なくありません。

 

■最終的には相手を好きな気持ちと尊重する姿勢

前述したように、育ちの違いは少なければ少ないほど結婚生活においてトラブルが少なくて済みますが、釣り合いを意識しすぎて婚活すると選択の幅を狭めてしまう恐れも。年収や学歴など、過度に意識してしまうのも問題です。
最終的に婚活における相手の見極めに大切なのは、その人とずっと一緒にいたいかどうか。
結婚当初は釣り合いが取れていないカップルでも、結婚生活が長くなると自然と問題は解消されます。相手の本質を理解したうえで好きになれるかどうかの方が、重要なのです。
価値観や育った環境は完全に同じということはありえません。お互いに歩み寄ることもときには必要。
お互いに「違うこと」は刺激や学び、楽しさにつながることも少なくありません。バックグラウンドが近いと、ついつい理解し合う努力や相手を尊重する謙虚さを忘れがちですが、育ちの違う二人だからこそそれができれば、きっと幸せな家庭が築けるでしょう。
自分の常識ばかり押し付けずに、ときには相手の価値観に乗っかって楽しんでみようというくらい柔軟に構えるのが良いのかもしれませんね。  

作成:2017.12/18(更新:2021.1/31)

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